写真共有サービス「Instagram」やコーディネートアプリ「WEAR」など、自分自身のコーディネート写真を掲載するケースが増えています。色んな人の着こなしやコーディネートを見るのはとても楽しく、長く続けている人も多いです。
コーディネート写真を掲載する際は、その時のコーディネートだけでなく、写真を撮る場所や撮り方に注目してみるのもおすすめです。少し手間をかけるだけで、コーディネートがより引き立つ写真に仕上がります。
また、写真は1枚ではなく1回のコーディネートに対してたくさんの枚数を撮るのもおすすめ。色んな写真の中から「これだ!」と思える数枚を選び「なぜその写真を選んだか」を考えることで、より素敵な写真を撮れるようになります。
今回は、おしゃれな海外ストリートスナップ写真やコーディネート写真が掲載されているインスタグラムを例にして、写真を取るコツやポイントをまとめました。
title photo by:istock
インスタグラムやコーディネートアプリなどに写真をアップする場合、正面を向いて立っている写真を掲載することが多いです。コーディネート写真の王道ですが、歩いている写真を撮って見るのもおすすめです。服のシルエットが自然に見え、写真にも動きが出ます。
歩いている写真を撮る際は、背景が開けているところがおすすめです。特に並木通りなどは写真が撮りやすい場所の一つ。背景部分が適度にぼけることで、コーディネートがよりキレイに引き立ちます。上の写真の場合はこちらに向かって歩いて見える写真ですが、人が中央ではなくやや右にずれて適度に余白ができることで、圧迫感が少なくなっています。
こちらはネイビートップスとロングスカートを合わせた女性らしい着こなし。左から右に向かって歩く姿を撮ることで、スカートのシルエットの美しさが引き立っています。歩く向きやトリミング(切り取り)に変化をつけると、コーディネート写真の印象が大きく変わります。また、階段を利用したファッション写真も素敵です。
こちらはファッション写真などでも見かけることが多い写真の撮り方です。コーディネート写真を掲載する際は、被写体(人)を中央に配置し撮る場合が多いですが、中央よりも右もしくは左に少しずれて、片側に多めの余白を撮ることで圧迫感を抑え、写真に程よい抜け感が加わります。
こちらの写真は先ほどとは異なり、被写体がやや左寄りに。目線が向けられている右側に多めの余白が取られており、背景をぼかすことで服の質感やシルエットが美しく見えています。
コーディネート写真といえば全身を写した写真が主流ですが、詳細カットとしてコーディネートの着こなしポイントが分かる、被写体に寄った写真を撮ってみるのもおすすめ。上の写真は、黒ジャケット・白トップス・黒ジーンズを合わせたシンプルなモノトーンコーディネートです。マニッシュな印象の着こなしですが、繊細なデザインのゴールドカラーのバングルや指輪を合わせて、着こなしに変化をつけています。全身写真では分かりづらいポイントですが、寄った写真を撮ることで伝えることができます。
こちらはボーダー柄カットソーとデニムパンツを合わせた定番コーディネート。なんてこと無い着こなしに見えますが、抜け感があるオシャレな着こなしに仕上がっています。コーディネートのポイントはカットソーの袖と裾の処理です。程よく手首を見せ「服の端」の処理を変えるだけで、コーディネートのイメージが変わります。こういった点も全身写真では伝わりにくいですが、コーディネートを参考にする際「どんな服を組み合わせている」という点だけでなく「どんな着方をしているか」も大切なポイントです。
海外で人気が高いPinterest(ピンタレスト)などでは、海外ファッションブログのこういったディテール写真の人気が高いです。
素敵なコーディネート写真を撮るには、自分自身が「こんな写真を撮ってみたいな」と思える写真をイメージすることも大切です。PinterestやInstagramなどでも素敵なコーディネート写真や海外ストリートスナップを見ることができます。自分自身が「このコーディネート写真好きだな」と思った写真を、コーディネートだけでなく写真を撮っている場所や構図、切り取り方などを考えてみるのもおすすめです。
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